偏頭痛の様々な症状


偏頭痛の症状は人によって異なると言われています。私も偏頭痛持ちで、偏頭痛の痛みと付き合っていますが、私自身ですら日によって痛みの種類が違うと感じたり、前回は左側が痛かったのに今日は右側が痛いという変動もよく感じたりするので、人により様々な痛みがあるのは良く分かります。

「偏頭痛」は「片頭痛」という漢字で表現される事もあり、その漢字の通り

片側だけ頭痛が起きる症状の人が半数以上

です。その他の人は両側が痛むという症状になります。そして、心臓の動きに合わせて脈うつリズムで、ズキンズキン、ドクンドクンという痛みが一般的です。

その痛みが酷いと、吐き気や嘔吐を伴い、体を動かす事で痛みが強くなるため、横にならなくてはいけない、日常生活が送れないという辛い状態になります。光や音、匂いに敏感になるので、暗い部屋に閉じこもる人も多いでしょう。そして頭痛薬を飲んで治す人がほとんどですが、休息・睡眠を取る事で、だまっていても

時間が経てば偏頭痛の症状は大抵治まります

偏頭痛持ちの人は、月に1〜2回、多い人だと週に1〜2回、数時間から3日ほど痛みが続くと言われています。偏頭痛が起きる前には、大抵予兆・前兆が感じられます。眠気が襲ってくる、肩凝り・首凝りが起こる、片方の手足のみがしびれる、そんな症状が起き始めると、偏頭痛の前触れです。偏頭痛が起こる前触れを感じる人は偏頭痛持ちの約20パーセントほどいます。

もう一つ前触れとして起こりやすいのが

閃輝暗点(せんきあんてん)

という視界がギザギザ・チカチカした模様が見えるという症状が起こり、視界が見えにくくなる場合があります。そのギザギザ模様により、視野の半分が見えなくなる事もあり、その状態が10分から20分、長い人だと30分から数時間続く人もいます。

偏頭痛の起きる前駆症状を感じる人もいます。これは、偏頭痛の数日前に感じ、特定の食べ物を食べたい欲求に駆られたり、便秘や下痢、排尿回数が増える、感情の起伏が激しく高揚や落ち込みがある、といった症状が表れます。

頭痛以外の症状として挙げられるのが、吐き気や嘔吐の他に、脱力感・悪寒・無気力感などです。これは、偏頭痛持ちの人が必ず表れる症状ではなく、頭痛のみの人もいます。

後発症状としては、痛みから解放され前向きな気持ちになりリフレッシュしたい良い気分に満たされる人もいますが、逆に寝込んでいた事で虚弱になっていたり、二日酔いのようなだるさ、体が重く食欲がないといった症状が偏頭痛後も続きます。

偏頭痛の症状をまとめてみると


偏頭痛の症状が現れる期間は3,4時間から3日程度と幅があり頭の片側、こめかみから目の辺りにズキンズキン、ガンガン、ドクンドクンといった表現がピッタリな心臓の鼓動に併せたような痛みが襲ってきます。

偏頭痛と言う名の通り実際に頭の近辺に直接痛みを感じる症状ですが頭以外にも偏頭痛による症状が現れる事も多いです。



片頭痛の特徴としては患者によって様々な症状が現れ、片頭痛の発作が起きる度に症状が異なるという人もいるので、

つかみどころの難しい病気です

原因もいまいち把握しづらくどう対処してよいのか分からないという人も少なくないと思います。

そして同じ頭痛でも脳腫瘍、脳出血、緊張型頭痛、副鼻腔炎など同じ頭痛を伴うまったく別の病気もあり症状も似ている事があるので素人判断で偏頭痛だと決めつけないでしっかりと病院へ行き医師の診断を仰ぐことが大切です。必ずしも頭痛が偏頭痛であるという事は無いのです。

目の奥の痛み


偏頭痛持ちの人は目の奥が痛むと、いつもの痛みだとすぐ分かるでしょう。しかし、慣れていない人は何の痛みだろうと思うでしょう。一般的に

目の奥が痛くなったら偏頭痛の可能性が高い

です。それでは、なぜ目の奥が痛むのでしょうか?簡単に言うと、目の奥の神経と脳の神経は繋がっているからです

ドクンドクン・ズキンズキンと脈打つような痛みで、寝込んでしまい生活に支障が出ます。女性に多く、特に若い年齢層がなりやすい病気の一つです。だんだん痛くなるのではなく、いきなり痛みに襲われるという事もしばしばあります。血管が取りまく神経が刺激される事からくる痛みで、1ヶ月に数回繰り返し起こる事もあります。

チーズやチョコレート、ワインは偏頭痛を引き起こす引き金になる事もあるので、気を付けましょう。チーズに含まれるチラミンは血圧を上昇させ、チョコレートにもチラミンが含まれています。ワインは血管拡張を起こしやすいので、このような食べ物・飲み物を控えるのも偏頭痛を起こさないポイントです。

緊張性頭痛の場合は、目をよく使う人がなりやすく、目の筋肉が緊張してしまう事から眼精疲労を起こす原因となり、

目の奥が重い、目の奥が痛い、目の奥に不快感を感じる

といった目の奥からくる偏頭痛になってしまうのです。その場合は、ほとんどが目の痛みの他に、肩こりや首こりにも悩まされます。目の疲れからくる偏頭痛の場合は、

目を休ませる事が大切です

目をつぶる事や目薬で良くなる場合もあります。生活習慣を見直しながら予防していく必要があるでしょう。

偏頭痛で後頭部は痛くなる?


一般的に偏頭痛といえば、こめかみ部分や目の奥の痛みといったイメージがありますが、

後頭部に痛みを感じる偏頭痛もあります

偏頭痛の痛みを感じる人の3人に1人は後頭部から首の痛みを感じているというデータもあるので、決して後頭部の痛みは偏頭痛のマイナーな痛みではありません。

血管の拡張によって生じる偏頭痛ですが、主にこめかみ部分や目の奥の痛みとして処理されるのですが、その中で、後頭部や前頭部といった箇所に信号が送られる場合があるのです。

後頭部が痛いと肩も重くなり、どうしても

「肩こりからくる偏頭痛なのかな?」

と思ってしまいがちですが、肩こりの対処をすると逆に偏頭痛が悪化してしまうケースもあるので注意が必要です。血管が拡張しているところにマッサージをすると、血流を良くすることになるので、かえって痛みが強くなってしまう事があります

後頭部が痛くなったら、まずは後頭部を冷たいタオルやアイスノンで冷やしましょう。偏頭痛の薬があれば服用し、光に敏感になる場合や音に敏感になる事もあるので、カーテンを閉めて、出来るだけ暗く静かな部屋で横になり、痛みが引くのを待つのが良いでしょう。

偏頭痛の場合は、そこまで心配はいりませんが、後頭部に強烈な痛みを感じるような事があれば、それは

クモ膜下出血の疑いがあります

すぐに病院に行くようにしましょう。単なる頭痛だと思って我慢していても、頭が痛いという症状は、時に大変な病気の可能性もあるので、気になるような痛みがあった場合は、自己判断ではなく、早めに医師に相談しましょう。


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